インタビュー
NBAバレエ団【2023年5月20日・21日 公演】
今年、ミューズと同じく30周年のアニバーサリーイヤーを迎えた、所沢が誇る国内屈指の「NBAバレエ団」。
5月に開催する「海賊」公演のメドーラ役で出演する3 人にミューズでの思い出や「海賊」公演の魅力、「NBAバレエ団」について、お話しいただきました‼
◆ それぞれの「ミューズ」デビュー
ミューズでの思い出は?
私は「くるみ割り人形」のクララデビューがミューズでした。馬蹄型の丸い空間の客席が、温かみがあって好きです。
私は「くるみ割り人形」で雪のシーンと花のワルツのコールドをミューズで踊ったのが本公演デビューでした。初めて団員と一緒に踊り、とてもドキドキしました。
私は初めてプロの舞台で踊ったのがミューズです。航空公園の自然がとても印象的でした。
◆ NBA バレエ団の「海賊」
5月に開催されるNBAバレエ団の「海賊」はズバリどんな「海賊」?
パっと今思いついたのはエネルギッシュな剣術!メドーラを踊るのに!(笑)
主要ではないキャスト達も演技やキャラクター設定にすごくこだわっていて、一人一人にドラマがある。だから何回観ても飽きない!
私は衣裳がすごく素敵だと思います。時代背景も感じられて、NBAバレエ団の衣裳の中で一番好きです。衣裳を見るだけでも楽しい。
バレエを観たことがなくてもNBAバレエ団の「海賊」は楽しめる?
バレエなのにドラマティックで、バレエだけでなく剣術や新垣隆さん作曲の音楽、全てが融合していて本当に良いとこどりだと思います。
ドラマを見る感覚でストーリーを楽しめる作品。だからこそ私たちは演技を頑張らないといけないけど・・・バレエによくあるおとぎ話ではなく、現実的だからこそ、セリフがなくてもわかりやすいのかなと思います。
予習なしで観ても大丈夫!
◆「メドーラ」の演じ方
3人が演じる「メドーラ」はどんな女性?どんな風に演じたい?
芯が強い女性。
そうですね・・・芯が強くて、心が広くて・・・
優しさも強さも持ってる。最後のシーンのメドーラの表情や在り方がすごく大事だと思っています。
演じるときは、コンラッドを想う気持ちとかメドーラの心情を体でちゃんと表現したいと思っています。
お互いがちゃんと大事に想い合っているというのが伝わらないと・・・
ギュルナーレのキャラクターが強いので、そこがちゃんと表現できないと、コンラッドとギュルナーレの物語になってしまう。それに見ている皆さんもコンラッドにイライラしてしまうと思う(笑)
◆「NBAバレエ団」= エネルギー
3人が思う「NBAバレエ団らしさ」とは?
エネルギー!
団員の仲が良いからこそ出せるエネルギー!そして、舞台と客席の間に壁がない感じ。エネルギーが客席に直で伝わっていくような・・・そこがNBAらしさかなと思います。
主要キャラクターだけでなく、舞台にいる一人一人がちゃんとエネルギーを出しているところもNBAらしさかな。
NBAを観に来てくれるお客様もすごく温かい。一緒に楽しもうとしてくれている感じがします。
◆ 3人からお客様へメッセージ
3人それぞれ違ったメドーラになると思うので、是非3回見て欲しいです。(笑)
他の主要キャストも3回ともみんな違うので、それぞれの本番が楽しみです。
とにかく頑張ります・・・
そう!それに尽きる!(笑)
新垣さん作曲の音楽、激しい剣術シーン、バレエの美しいところ、全部が見られる、NBA バレエ団の「海賊」を是非観にいらしてください!
【2023年5月20日・21日 公演】