プレ・能楽体験ワークショップ「能を体験してみよう!」を開催しました!!
投稿日: 2016.06.16
6月5日(日)、7月から開講する「能楽体験ワークショップ」に先駆け、ワンコインで体験できるお試し企画『能を体験してみよう!』を開催しました。
7月からのワークショップで講師を務めていただく観世流能楽師・遠藤喜久先生をお迎えし、お稽古はスタート。
「能」と聞くと難しそうなイメージが浮かんでしまいますが、歌(謡い)があり、セリフがあり、舞いがある「能」は、“日本最古の演劇”であり、室町時代から600年以上も続いているというお話を聞いて、参加の皆さんも能を身近に感じていただけたようです。
次は能ではよく知られている「老松(おいまつ)」を課題曲にして謡(うた)いと舞い(動き)の体験です。
難しい言葉と、独特な節回しに最初は戸惑っていたようでしたが、先生からアドバイスをもらい徐々に大きな声で謡えるようになりました。
舞い(動き)の体験では、能の一番基本の所作となる「すり足」の練習からスタート。“まっすぐ歩く”一見簡単そうに思いますが、意外と体が傾いていたり、硬かったり、思うように動きません。先生が一人ひとり姿勢を直すと次第にスムーズに歩けるようになりました。
最後に全員で「老松(おいまつ)」を舞って終了。1時間の短い体験でしたが、皆さん真剣に取り組んでいただき有意義な時間となりました。