音まちコンサートVo.2 ローゼ弦楽四重奏団 を開催しました!
投稿日: 2014.07.12
所沢市は、あらゆる世代の市民や市内を訪れる方に、うるおいと安らぎ、そして活力を与える「音楽のあるまちづくり」(=略称「音まち」)を推進しています。
「音まち」の活動をより多くの方に知っていただくために企画されたコンサートで、昨年12月の公演が好評だったことから実現したVol.2の公演が、2014年6月24日(火)、所沢市役所の1階市民ホールにて開催されました。
あたたかな陽の光が差し込むロビーにステージを設置し、リハーサルが始まると館内中に音が響きわたります。
甘い音色に誘われるかのように市役所の利用者の方が次々とやってきて、リハーサルが終わるころには早くも客席が満席に!
今回の出演者は、若い世代の中で際立った完成度の高さを誇る弦楽四重奏団「ローゼ弦楽四重奏団」です。
2010年に結成され、2012年には国内最大の弦楽四重奏のフェスティバル「プロジェクトQ」に出演するなど成長著しいカルテットです。
開演すると、お昼休み中の市役所職員の方も足を止めて演奏に聴き入っていました。
所沢市役所の1階市民ホールはご覧の通り吹き抜けになっているので、階段や2階の通路で聴くとまた違った音響で楽しむことができます。
曲間ではヴァイオリンの桐原さんによる軽快なトークを挟むなど、和気あいあいとした雰囲気の中でコンサートが進行していきます。
“初夏に聴くカルテットの名曲”と銘打ったこの公演、「モーツァルト」「チャイコフスキー」「ベートーヴェン」それぞれの個性がよくわかる選曲、そしてローゼ弦楽四重奏団の若い感性がもたらす麗しい演奏が、40分という時間をあっという間に感じさせられたのではないでしょうか。
音まちコンサートは今後も継続的に開催する予定ですので、どうぞお楽しみに。
ミューズでも主催公演をはじめとする豊富なジャンルの公演が予定されています。上質な芸術を、ぜひ所沢でお楽しみください。
音まちコンサートVo.2 ローゼ弦楽四重奏団
《プログラム》
モーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番より「アンダンテ・カンタービレ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」より