「東京交響楽団 気軽にクラシック」を開催しました!
投稿日: 2017.09.04
2017年8月27日(日)「東京交響楽団 気軽にクラシック」を開催しました。
開演前には、東京交響楽団の景山梨乃(ハープ)・木村正貴(ヴァイオリン)によるロビーコンサートが行われました。
お客様でいっぱいのロビーが、ハープの澄んだ音色と、深みのあるヴァイオリンの響きに包まれます。
演奏の合間には、景山さんは所沢市出身で、木村さんは所沢市在住であるというお話もしてくださいました。
ドビュッシー:月の光(ハープソロ)、ヴィターリ:シャコンヌ、モンティ:チャールダッシュの3曲を演奏し、会場の雰囲気を暖めます。
15時。モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲でコンサートの幕開けです。
ご案内役の加羽沢美濃さんが、わかりやすい解説で名曲の数々を紹介してくださいました。
指揮者ゲルゴフさん、ヴァイオリニスト南紫音さんへのインタビューでは、素敵な”夏の思い出”の話も飛び出し、会場の雰囲気も和みます。
この日は、プロのオーケストラとともに埼玉県立芸術総合高校から選抜された精鋭4名も演奏に参加しました。
(フルート=菊本千歩、トランペット=鈴木楽人、ホルン=安原千夏、トロンボーン=正木恵)
加羽沢さんに「舞台に上がってみて、どうですか?」と聞かれると、「すごく緊張しています」と言いつつも、「自分もプロのオーケストラに入って感動を与えられる演奏をしたいという気持ちが強くなりました」としっかりとコメント。会場からは温かい拍手が贈られていました。
エルガー作曲「威風堂々」では、メルカールトさんも登場し、日本最大級のパイプオルガンが響きわたります。
最後はおなじみ、ラヴェル作曲「ボレロ」で、会場の盛り上がりは最高潮に!
アンコールは、加羽沢美濃作曲「やさしい風」と、チャイコフスキー作曲「トレパック」でした。
コンサート終了後、記念にパチリ。
演奏が終わってほっとしたのか、生徒たちの表情も和らいでいました。
東京交響楽団の皆さんとはリハーサルもご一緒させていただき、ご指導もいただきました。
若い才能たちにとって、素晴らしい体験となったことでしょう。
オーケストラの醍醐味を存分に詰め込んだ所沢ミューズ主催「気軽にクラシック」。
名曲もりだくさんのプログラムでお届けしました。たくさんのご来場、ありがとうございました。