第2回「避難訓練コンサート」を開催しました!
投稿日: 2018.05.09
2018年5月8日(火)ミューズでは第2回目となる「避難訓練コンサート」を行いました。
今回は、マーキーホールでコンサート中に大地震が発生したという想定での訓練です。
出演は、世界で活躍する日本屈指のギタリスト大萩康司さん。客席には約400人のお客様にご入場いただきました。
所沢東消防署、所沢警察署のご協力のもと、藤本正人所沢市長(所沢ミューズ理事長)の挨拶でコンサートがスタートします。
1曲目は、タレガ作曲『アルハンブラの想い出』。会場には柔らかな雰囲気が漂います。
トークを挟んで2曲目に大萩さんが選んだのは、ヨーク作曲『エマージェンス』。
静かに始まったのち、心かき乱されるような技巧的パッセージが続きます。
そんな中、緊急地震速報が鳴り響き、演奏は一時中断。
大萩さんには舞台上から舞台袖に避難いただき、客席内のお客様の避難も始まりました。
大萩さんも「ギタリスト」と書かれた訓練用のゼッケンをつけ、ミューズ隣の航空公園へお客様と一緒に避難してくださいました。
避難訓練が終わると再びホールに戻り、コンサートを再開。
第2部の最初はモンポウ作曲『コンポステラ組曲』。会場は落ち着いた雰囲気を取り戻します。
最後は横尾幸弘作曲『さくらの主題による変奏曲』で締めくくられる予定が、アンコールを2曲もプレゼントしてくださった大萩さん。(アンコールは『禁じられた遊び』、ディアンス作曲『タンゴ・アン・スカイ』)
約1時間のコンサートで、美しく時に情熱的なギターの響きをたっぷりとお楽しみいただきました。
ご参加いただきました皆さま、訓練にご協力いただきました大萩康司さん、ありがとうございました!