『能楽体験ワークショップ』開催しました!
投稿日: 2012.10.11
やさしい能楽 1から始めるお仕舞体験講座 PART8『能楽体験ワークショップ』を開催しました!
平成24年7月12日(木)〜8月26日(日)
ミューズでは、日本の伝統芸能を広く知っていただくため、「能楽体験ワークショップ」を開催し、今年で8回目となります。講師に観世流能楽師・遠藤喜久先生をお迎えし、7月12日(木)から全6回の<一般の部>と、8月20日(月)から全3回の<小中学生の部>を開催しました。
一般の部では、20代〜70代までの幅広い年齢層の方にご参加いただき、30名の生徒さんが集まりました。昼の部は「養老ようろう」と「玄象げんじょう」、夜の部は「唐船とうせん」の仕舞を6回お稽古しました。今年は仕舞のほかに能装束の解説や能面のお話もあり、大変充実した内容になりなした。
小中学生の部では3回のお稽古で「合浦かっぽ」の“謡い”と“仕舞”を覚えました。最初は聞き慣れない言葉に少し戸惑っていたようですが、2日目からはメキメキと上達!子供たちの柔軟さに遠藤先生も驚いていました。
昨年「土蜘蛛」を披露した中学生の2人は、新しい曲「舎利しゃり」にチャレンジ!2人の息を合わせる場面が多く、お互いを意識しながら動く難しさに苦戦していましたが、先生からアドバイスを受け、短期間で習得したとは思えないほどの良い形に仕上がりました。
そして、8月26日(日)には『触れてみよう!能楽の世界』の第1部に出演し、稽古の成果を発表しました。第2部では観世喜正師による「能のお話」や装束の着付け解説、 能「安達原あだちがはら」を鑑賞しました。
短い期間でしたが、生徒の皆さんにとっては大変充実した体験講座となったようです。
また来年度も「能楽体験ワークショップ」を行う予定です。能や仕舞に興味のある方、 是非ご参加ください!